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インフルエンザの検査は信用できるの?
インフルエンザ診療を大きく前進させたものの一つが迅速診断キットと言われる検査法です。(もう一つが後述する治療薬)A型インフルエンザの検出率は、鼻からのサンプルで概ね70%程度、喉からのサンプルはこれより10-20%落ちます。B型インフルエンザの検出率はA型よりやや低いと言われています。約10-15分で診断でき、陽性であれば感染していることがほぼ確定です。発病後2日目が最も検出率が高いことも知られています。つまりごく初期では、陰性に出ることもおおいわけです。従って、出れば確定、出なかった場合でもインフルエンザの可能性は残るため、インフルエンザが疑われて検査が陽性に出ない場合でも状況に応じてインフルエンザの治療に入ることもあります。
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インフルエンザの検査は全員するの?
流行初期はインフルエンザかどうかわからない場合が多いので流行状況を知るために調べることが多いです。しかし、いったん流行が爆発すると、普通の診察で状況証拠がそろえばそれで診断は十分できるので、必ずしも全員調べる必要はありません。 鳥インフルエンザも調べることが可能?
鳥インフルエンザもA型なので、迅速診断キットで陽性に出ます。しかし、普通のインフルエンザなのか鳥インフルエンザなのかは区別できません。
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