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お酒 アルコールを毎日飲むと血圧が上がることが知られています。毎日飲む方は、飲まない方に比べ、10歳ほど年上の人の平均血圧に上がると言われています。アルコールは脳卒中との関係も深く、特に脳出血との関連性が高いとされています。 アルコールを飲んだ時は一時的に下がるので、飲んだほうがよいのではとお考えになる方もいますが、それは風呂上がりに一時的に血圧が下がるのと同様すぐに元に戻ってしまいます。そして飲む習慣が定着すると徐々に血圧の平均値が上がってきます。幸い、アルコールを控えると血圧が下がることもわかっており、酒を止めてから、ものの1〜2週間で降圧効果がでてきます。血圧に影響しないアルコールの量は日本酒で1合、ビールなら350ml缶一本程度ですのでお忘れ無く。 タバコ 喫煙は一時的な血管収縮作用で血圧を上昇させます。また、タバコはある種の降圧剤の効果をそぐとも言われています。しかし、慢性的な喫煙の血圧上昇への影響はハッキリしません。タバコは発ガン性を持
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つほか、高血圧の最も危険な合併症である心臓発作(虚血性心疾患)や脳卒中の代表的な危険因子でもあるので、止めるに越したことはありません。したがって血圧の高い喫煙者の方は、単に血圧を下げるという観点だけでなく、高血圧に伴う重大な合併症を防ぐ意味で禁煙をしましょう。これらの病気は起こってしまうと取り返しのつかないものばかりですから。 気温 冬に気温が下がると血圧は上がり気味になります。また、脳卒中や虚血性心疾患も増加するため、暖房など防寒に気をつけましょう。特に冷える脱衣所やトイレに暖房を入れて下さい。場合によっては冬季だけ降圧剤を強めにするのも効果的です。 入浴 熱すぎず、ぬるすぎずが基本です。38〜42℃程度で5分間の入浴が理想的です。熱すぎる温泉や銭湯での長湯は合併症を誘発します。余計な冷水浴や、消耗するサウナは御法度です。 最後ですが、ストレスを貯めず気楽に楽しく暮らすことも血圧を上げない工夫ですので何事もくよくよ考えすぎず、のんびりやって下さい。
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