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              クラミジアという、細菌とウイルスの中間くらいの大きさの病原体によって起こる病気です。インコやオウムを中心に様々な鳥類がこのクラミジアを保有しています。クラミジアは感染したインコなどの糞に混じっており、乾燥したクラミジア入りの糞を吸い込んでオウム病に罹ります。 
             一般に家庭で飼うインコ類の10%強がクラミジアを保有しているとされますが、インコ自体は元気なままで見分けがつきません。ストレスその他が引き金になって、風邪〜肺炎を起こす鳥もいますが、鼻を垂らしたり、元気のないなどその予兆を示しているインコは要注意です。 
            
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              人間はクラミジアを吸い込んでから7日〜14日の潜伏期を過ぎて、インフルエンザ同様、鼻水や咳、高熱、全身の痛みなどで発症します。比較的痰が少なく頑固な咳と熱が1週間以上続くのが特徴です。そして、フロモックスなどのセフェム系やペニシリン系の抗生物質が効きません。このような症状の時に、飼っていた鳥が死んでいたり、ペットショップや屋内外で鳥との接触歴があればオウム病の疑いがあります。レントゲンで間質性肺炎の所見が見られれば可能性が高いといえます。 
             治療はミノマイシンなどの抗生物質が有効です。 
            
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