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(治療) ホルモン補充療法---更年期に伴い不足してきたエストロゲンを補充し、閉経前のホルモン状態に戻します。代表的な薬物はプレマリンです。黄体ホルモンを同時に使用することもあります。 自律神経調整薬---グランダキシンなど自律神経による血管運動を調整する薬で、多汗や、ほてり、冷えなどの症状を抑えます。 精神安定剤----精神的なこと、社会的なストレスなどが症状の出現に関与してそうな場合は、セルシンやデパス、ソラナックスなどの安定剤がよく効きます。不眠の症状に対するハルシオンその他の睡眠薬もこの仲間です。
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漢方薬----様々な生薬の組み合わせで、前期の症状を抑えます。前期の西洋薬と併用されることもよくあります。代表的な症状に効くとされるものを列記します。 ・桂枝茯苓丸--多汗、ほて りなど血管運動神経症状 に ・当帰芍薬散--手足の冷え ・加味逍遥散--神経質、抑 うつに ・帰脾湯--神経質、抑うつ 、不眠 ・牛車腎気丸--腰痛、関節 痛、筋肉痛を伴う冷えに ・補中益気湯--疲れやすい ・十全大補湯--疲れやすい
その他多くの薬がありますが、漢方だけにこだわらず、症状に合わせ、ご自分に適したものを探していくことが大切です。
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