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ポリープ(polyp)を辞書で引くと"外皮・粘膜・漿膜などから発生する、茸状・卵球状の限局性隆起性腫瘤"と、載っています。(大辞林より)しかし、元々の意味は、イソギンチャクのようにポコンと盛り上がっている生物(いきもの)の形です。サンゴもポリープの形で生まれ、それが集まってあの不思議な形になっていきます。アメリカの水族館に行くとサンゴの一生などが実物や模型として展示され、その説明文にポリープという言葉が頻繁に出てきて、さも一般的な言葉のように書かれています。人の体でのポリープも同様に、ポコンとでき
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て、それが大きくなったり、いくつかくっついたりして育っていきます。一般にポリープというと良性の腫瘍という言葉の響きがあります。しかし、実際は一部ガンになっていることもあり、一様ではありません。また、形も必ずしもキノコ状の物だけではなく、平べったかったり、半円形だったり、一部真ん中にえくぼがあったりと様々です。ポリープと言われたら、表面から盛り上がったできものがあるということであり、それがいったい何でできているか、どういう性質の物かを確認しておく必要があります。
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