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糖尿病の治療目標は、正常人と同じような血糖のパターンになることです。図の緑の線が健常者の血糖値の変化です。早朝空腹時100以下で、食事や間食のたびに上下します。それ以外は糖尿病の方ですが、健常者に近い方から、常に血糖が200を越えている方まで様々です。図にすると綺麗ですが、毎日同じようなパターンとは限らず、ある日は黄色、翌日は青、そして一週間後は赤のように、同じ人でも食事の内容によって血糖値パターンは変化します。たまに血糖値を見るだけでは、治療が上手くいっているかどうかわからないのです。 |
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グリコヘモグロビンA1c
(HbA1c)は、月一度程度の検査で、その人の平均的な血糖値のパターンがどのようになっているかわかる安定した指標です。また、グリコアルブミンやフルクトサミンも同様な指標として使われています。これらの指標は、単発に血糖値を調べるより、その人の糖尿病の治療状態を良く反映します。目先の血糖値の変化だけに惑わされず、HbA1cなどを定期的に調べ、食事や治療が上手くいっているかその都度確認していくことが、糖尿病とつきあっていくコツです。
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