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1)必要十分なカロリーをとる
体を維持し日常生活を送るのに必要なカロリーは体格、運動量によって、まちまちです。体重あたり、およそ25Cal/kg〜35Cal/kgが目安です。日常生活の様子を我々に話してもらい、適正量を決めていきます。できるだけ、決められたカロリーを過不足無く食べるのが基本です。
2)バランスよく食べよう
でんぷんを含む糖質を55%〜60%,タンパク質を15%〜20%、そして脂肪は熱量の25%以内にするのがよいでしょう。食べた方が良いもの、食べてはいけない食品は特にありません。まんべんなく食べて結構ですが、総量と脂肪のとりすぎに注意した、和食中心の枯れた食生活がよいとされています。
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3)規則的な食事を習慣づけよう
食事による血糖値の変動をできるだけ少なくするために、一日に必要なカロリー(熱量)を3等分して均等に食べるように心がけましょう。インシュリンや経口糖尿病薬で治療中の方は特に、薬の効きすぎによる低血糖にも注意が必要です。1日2食主義やまとめ食いは避け、いつも同じ時間に食事を摂るようにすると、安定した血糖値を維持でき、低血糖も予防できます。間食は基本的に避けるべきですが、治療上必要な場合もありますので、個別に相談してください。
食事は、人生最大の楽しみの一つです。食事療法を禁食のような単純なダイエットと錯覚すると、人生の楽しみと合併症で失う体の機能や命を天秤に掛けることになります。食事の楽しみは何もいつもおなか一杯になるまで食べることではありません。ある程度、節制をしながら、楽しい食生活になるよう最低限の知識を身につけ工夫しましょう。 |
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