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血小板の病気

 血小板は、破れた血管にパッチとして張り付き出血を止める血液細胞です。この時ノリの働きをするのが凝固因子というタンパク質です。数が減ると血が止まりにくくなって出血し、多すぎると血が固まりやすくなり、血栓を作ります。

特発性血小板減少性紫斑
 原因はハッキリしませんが、血小板は1/10程度に減り、出血しやすくなる病気です。突然手足に紫斑と呼ばれる出血斑や、1mm程度の点状出血が出てきます。急性のものは、風邪や麻疹、風疹のようなウイルス性の病気にかかった後になることが多く、慢性のものはまさに原因不明です。どちらも血小板に対する抗体ができ、それが血小板に付着すると壊れやすくなるため血小板が減少すると考えられています。急性のものはたいがい、時間がたてば元どうりに

なります。出血しやすい時期は一時的に、血小板が壊れないように大量の免疫グロブリンやステロイドホルモンが使われます。慢性のものは数が少ない割にひどい出血症状が出ないことが多いようです。ステロイドホルモンの使用や、血小板をこわす脾臓をとる手術などが一般的な治療です。

その他の血小板減少症
 最も多いのが肝硬変によるものです。血小板は減りますが、5万/μl以下になることはまれで出血傾向を示すものはごく少ないと言えます。また、抗ガン剤など薬の副作用で血小板が減ることもよくあります。

血友病
(血小板の病気ではありません。)
 血小板とともに血液を固めるノリの働きをするタンパク(凝固因子)を生まれつき作れない体質です。幼少時から出血しやすい状態が続き、治療は今のところ人の血液か






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