目、指、手、胴体、足、足の指と脳の外側に絵がついていますが、各々の体の部分を動かす筋肉を操っている脳細胞の位置が漢字で示されています。脳の表面の大脳皮質に細胞があり、その細胞から電線のような神経線維が脳の中心部へとのびています。この線維は脳幹(中脳、橋、延髄)で左右が交差して、首から背骨の中心にある脊髄へと続いて末梢神経につながっていきます。これは、運動神経の経路ですが、熱さ、冷たさなどを感じる感覚神経は、この経路と全く逆に、皮膚などから脳へと電気信号が戻ってきます。これらの経路のどこかが壊れてしまうと断線して、筋肉を動かす運動の指令が働かなくなったり、ものを感じることができなくなります。い
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