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ぜん息とCOPDはどちらも気管支のとおりが悪くなる病気で、前者は狭窄が気管支拡張剤で元どおりになり、後者は元どおりにならないことが違いとされていました。ところが最近では、どちらとも言えない例が多くあることがわかり、気管支喘息-COPDオーバーラップ症候群(ACOS)と呼ばれるようになりました。
ACOSは40歳以上の成人にみられ、タバコを吸っていたり過去に喫煙歴があり、気管支拡張剤もそれなりに有効であることから、ぜん息とCOPDの区別がつけづらく、紛らわしいものです。このようにどちらの特徴もある程度も持つため、治療もこれらに準じます。
診断は、スパイロメトリーで呼吸機能の評価や臨床所見から、明らかなぜん息やCOPDと診断がつけづらいものが該当します。
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ACOSの治療
ぜん息とCOPDの重なり合った部分の様な疾患ですので、治療もどちらでも使われる薬が使われます。具体的には吸入ステロイド(フルタイドやオルベスコ)、長期作用型β2刺激薬が中心です。これは、ぜん息治療の基本とされていますが、これに加え必要に応じてCOPDの治療で用いられる抗コリン薬の吸入なども使われます。
ところで、ぜん息もCOPDもACOSも似たような薬を使って治療するなら分ける必要ないのではという声があってもいいでしょう。そうなんです。
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