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マイコプラズマ肺炎 マイコプラズマという一般細菌より小型の細菌に感染して、2週間程度の潜伏期の後、タンを伴わないセキと高熱を出す肺炎です。 小児や青年層など、比較的若い人に多い感染症として知られていますが、成人に比べ、学校などの集団生活の場が多いことがその理由と思われます。 レントゲン写真で肺炎像が確認されたら、マイコプラズマに効くタイプの抗生物質で治療します。マクロライド、ニューキノロン、ミノマイシンなどが使われますが、耐性の問題も出ています。 結核 現在はBCGの接種のおかげで、新たに結核にかかる
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方はまれですが、高齢者では若い頃に結核を病み、治っていたはずなのに数十年後に古い病巣から再発する例が増えています。 結核は菌を吸い込んだからといってかならずしも感染するわけではありません。そして、感染しても肺結核などを発病するのはそのうち5~10%程度です。このため、感染と発病を分けて考える必要があります。感染したかを調べるのは、ツベルクリン反応や血液検査のQFT(クォンティフェロン)、発病を調べるのはレントゲンやCTなどの画像診断とタンの結核菌検査です。感染したのに発病しなかった人は、結核菌に対する免疫ができて、自然に菌が排除された人です。
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