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「こんなに長生きできるとは思わなかったのでもう結構です。」そう言われる方がよくいますが、2012年の日本人女性の平均寿命は86.41歳、男性が79.94歳なので、女性の85歳は、平均寿命にやっと届いただけです。人は命の続く限り生きなければならないので、次のことを気をつけていきましょう。
1)転ばない工夫をする →この年齢の方は、転んで骨折、入院し一気に生活能力が落ち込むことがあります。そこで、杖や、手押しカートを使って歩いたり、お風呂や廊下を含め、家の内外に手すりをつける工夫が必要です。かかとの高い靴は避け、運動靴や平底の歩きやすい靴を履きましょう。普段からよく歩き、ジムやデイサービスで運動をしたり、リハビリすることも有効です。歩行は一日
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30分が目安です。
2)ストレッチをしよう →背中が曲がらないよう背筋を伸ばしましょう。腕や足の筋肉・関節を伸ばすことは、動きを滑らかにするために大切です。伸ばして痛みが出るようなら、椎間板ヘルニアなど問題があるかもしれないので、医師に相談してください。
3)毎日、活字に親しもう →この年代は、認知症が一番問題になります。そこで、受け身なテレビと違って、少しでも頭を使う新聞や本を読みましょう。文章を書くのも効果的です。
4)家にこもらず外に出かける →散歩に出かけたり買い物に出かけるなど、毎日出かけて人と接しましょう。
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