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ステロイドの効果は抜群ですが、使い方によっては両刃の刃となり、けがを負いかねません。以下の点に注意して使いましょう。
1)内服薬は必ず医師の指示に従って使う
ステロイドは、始め時、止め時が難しい薬です。喘息の発作が頻発するときは、発作止めに加え悪い流れを断ち切るために数日内服します。また、花粉症などのアレルギーがひどいとき、鼻づまりがどうやってとれないときも同様です。こんな場合は、どんなとき薬を飲んでいつ止めるか前もって相談しておきましょう。なお、リウマチその他で長期的に使う場合は症状が軽くなっても勝手に止めず、症状の推移を主治医に見せながら量を調節してもらいましょう。
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2)慢性疾患に対する外用薬
喘息の吸入薬、アトピー性皮膚炎の軟膏などがこれです。病状に合わせて、薬の強さや量を考え、計画的に使われる薬です。喘息では医師向けのガイドラインもあります。ピークフローをつけながら自己調節する方法もありますが、基本的には外来診察の際に使用量を調節してもらって下さい。適当に使っている方に対しては、薬を続けるべきか減らすべきか我々にも判断できない場合があります。
3)急性疾患に対する外用薬
虫さされなどの急性湿疹、花粉症によるアレルギー性結膜炎の悪化時などです。薬の使い方は頓用なので、数日又は
、数回使って症状が軽快したら止めてみてもかまいません。念のため、止めて良い薬かどうか、前もって確認しておくと良いでしょう。
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