急性冠症候群の主な特徴

 急性冠症候群は非常に危険な病気です。特徴的な症状をにまとめました。胸痛と言っても様々ですので、自分の症状をよく分析して、これらの症状に当てはまる時は速やかに医療機関を受診してください。この顔にピンときたら119番と言った感じでしょうか?なお、急性冠症候群と紛らわしい胸の症状を起こす病気をまとめます。
逆流性食道炎
 食後横になったりすると悪化する胸やけが特徴。灼熱感という表現や、ゲップがよく出る、水を飲むと軽減するという声もよく聞きます。胃酸の分泌を抑える薬が効くのも特徴で、とりあえずこの薬が効くかどうか試すのも有効です。

肺塞栓
 肺に血栓が飛んで血管が詰まる病気です。突然の強い胸の痛みと呼吸困難が起こります。足の静脈瘤など血栓ができやすい人に多い病気です。急性冠症候群と非常に紛らわしいので要注意です。
解離性大動脈瘤
 胸痛が始まる頃、切れ始める頃が一番痛みが強く大動脈が少しずつ切れてくるので痛みが移動していると感じることもあります。"普通じゃない痛み"が特徴で、致命的になることがある危険な病気です。






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