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交感神経、副交感神経の主な働きを表にまとめました。この2つの神経は表で確認できるように、お互い相反する方向に働いています。しかし、各々バラバラに働いているわけではなく、綱引きをするように作用しています。そして、綱引きのバランスが取れたところが、現時点で必要な機能というわけです。綱引きも拮抗していると面白いのですが、どちらか片方にバカ力の持ち主が入ると、もう片方がグンッと引っ張られ引き倒されてしまいます。このように、どちらか一方の力が勝ってしまい、修正が効かない状態が自律神経失調症です。例えば、休んだり寝るときに、ドキドキしたり寝汗をかいたりする等です。幸い人
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の体は良くできており、自律神経のバランスはよほどのことがないと大きく崩れることがなく、うまく保たれています。しかし、ひどいストレスなど心身に大きな負担がかかると、体の調整能力を超え、バランスが崩れます。そして、交感神経(赤)、副交感神経(青)のどちらかが強すぎると、表で色を変えて書いた典型的な症状が出てきます。もちろんバランスが崩れなくてもその時々の状況によって、一方へ少し傾くことはあります。皆さんも日常の様々な状況において、今どちらに傾いているか想像してみるのも面白いかもしれませんね。
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