食事療法の錯覚と注意

 ダイエットに王道はありません。特に、痩せようと思ってXX茶を飲んでいる、○○を食べれば痩せるとテレビで言っていたのでせっせと食べているというのは全くの錯覚です。お茶は太りませんが痩せもしません。○○は食べた分だけ栄養となり、太る原因にさえなります。ただの宣伝文句に乗せられないようにしましょう。
1)低エネルギー食はタンパク質を十分に
 800-1200カロリー食の低エネルギー食は普段の食事をほぼ半分だけ食べるものです。筋肉が細ってこないように脂肪分の少ないタンパク質は普段の2/3程度は食べましょう。

2)超低エネルギー食、フォーミュラー食
 半飢餓療法といわれ、最低限のエネルギーとそれなりのタンパク質、ビタミンが含まれています。マイクロダイエットやオプティファストなどで、粉末を水に溶いて飲む一日500カロリー前後の食事です。心身のストレスの原因になるので、適切な指導者に従ってやってください。
3)肥満の無いメタボリックシンドロームの方
 体重一キロあたり25-30Kcalの食事を維持し(体重60kgで1500-1800Kcal)、糖分や脂肪のとりすぎを避けましょう。






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