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1)虚血性疾患 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などです。これらは、夜間の血液凝固機能の促進や、夜間の脱水などが引き金となって起こります。夜間の凝固を抑えるのは難しいのですが、入眠前、夜間にトイレに立ったときや目が覚めたときに水分を摂るなどして脱水を防ぐことは可能です。これは、既にこのような病気をお持ちの方だけでなく、糖尿病や、コレステロール、血圧の高い方、高齢者など、虚血性疾患の予備軍全ての方に当てはまります。また、早朝に無理な運動をしないことは、狭心症、心筋梗塞の予防に重要です。
2)気管支喘息 夜間によく効く薬を使い
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ましょう。夜に開始すると、早朝に効果のピークを迎えるホクナリンテープやユニフィルなどが未明の発作予防に有効です。胸焼けやゲップが強い方は、夜間の胃液の逆流を寝ている間に吸い込んで喘息を起こしている可能性があります。いわゆる逆流性食道炎に伴う気管支喘息です。この場合は、プロトンポンプ阻害剤(タケプロンなど)やH2-ブロッカーが夜間の喘息発作に有効であることが知られています。
3)夜間〜早朝の高血圧
早朝の末梢血管抵抗が高まって起こる高血圧にはα遮断剤(メシル酸ドキサゾシン)の眠前服用が有効であるとされています。
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