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片頭痛の特徴をコラムにまとめました。ご自分の頭痛がこれに当てはまるかどうか確認してみてください。片頭痛は脳へ向かう血管が拡張して血液がドッドッと流れこんで起こる頭痛なので、この過剰な血流を減らすことが治療につながります。
1)エルゴタミン製剤---カフェルゴット、クリアミン、ジヒデルゴットなどです。これらは昔から使われ効果がハッキリしています。頭痛の前兆がある場合に速やかに飲むと頭痛が起こらなかったり軽減します。薬効は脳の血管を収縮させ、脳の血流増加を軽減します。
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２）トリプタン系---この数年に発売された新薬で、イミグラン、レルパックスなどがあります。働きはエルゴタミン製剤と似ていますが、即効性があり、頭痛の症状が出てから使っても効果があるとされています。
これら１）２）は、頭痛の前兆期や発作時に１錠服用し、足らなければ２錠目を追加してもかまいません。また、前述のNSAIDを併用することも有効です。近年トリプタン系が注目されていますが、使われた患者さんの手応えでは、エルゴタミン製剤の効果も上々で、安価な事もあり、カフェルゴットをまず最初に試してもよいでしょう。
３）予防薬---頭痛の頻度が多い方に適応でミグシスや抗うつ剤が使われます。
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