その他、頭蓋内出血は打撲からくる硬膜外出血(頭蓋骨側の血管が切れて起こる。)、脳腫瘍による出血などが有名です。
 これらの診断は主に
CTです。MRIよりもハッキリとすることが多いので、思い当たる場合は速やかにCTを撮影します。

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つかり、脳表面の細い血管が切れて漏れるように少しずつ出血するため、一月以上過ぎてから血腫による症状が出てきます。頭を打つと、その場で大丈夫だと安心しますが、後日このような事になる場合もありますので、打撲後3ヶ月は変わったことが起きていないか注意が必要です。


緊張性頭痛

 日本人の20〜30%が、悩んでいると言われる、慢性頭痛の横綱です。心理的ストレス、不安やうつ状態、筋肉疲労やパソコン作業などの細かい仕事などが原因です。これらを引き金にして、肩から頚、後頭部から頭全体の筋肉がピリピリ緊張し、カチカチになって筋

肉自体の循環が悪くなります。筋肉の血の巡りが悪くなると酸欠となり、狭心症や心筋梗塞同様、筋肉痛がおこります。頭は、頭蓋骨と皮膚の間の薄い筋肉で被われているので、この筋肉痛を頭の痛みとして感じます。これを緊張性頭痛と呼

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