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1)熱けいれん(熱性けいれんではない。) 汗をかきすぎて吹き出た塩分の補給が不十分だと起こります。たとえば高温時に運動や作業をして大量の汗をかき、水分のみ補給したときに起こるけいれんです。塩分(NaCl)の不足で全身の筋肉が興奮しやすくなるのが原因です。顔面蒼白で全身に汗が噴き出てきます。衣服を脱がせ、涼しい環境に移した上、500mlに5g程度の食塩を入れて飲ませ、塩分を補給しましょう。 2)熱疲労 発汗による脱水に加え、熱を逃がす体温調節ができなくなり熱が体にこもる状態です。ほっておくと熱射病になるため、アルコールや水を皮膚に塗って送風し、体温を下げつつ塩分を含んだ水分をとってください。
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3)熱射病 40℃以上の高体温になり汗がかけなくなった上、意識がもうろうとしてきたら最も重症な熱射病です。この段階では自宅治療は無理なので救急車を呼んでください。 4)熱中症の予防 あまり暑いときは外での作業を控えることと、汗をかいたらすぐに水分だけでなく塩分も補給することです。体の疲れがひどいときや大量の汗をかいたときが要注意です。汗が噴き出るような仕事や運動は厳に謹んでください。
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