(1 ページから続く)
アイスノンや氷枕も気持ちがいいですね。また、最近はおでこに貼る冷えピタなんてものも売られています。熱を出している本人が少しでも楽になるならばなにを使ってもかまいません。
しかし、体を冷やしすぎるとかえって具合が悪くなることもありますので、あくまで本人の希望を優先してあげてください。
脱水の対応
大人に比べ、お子さんは脱水になりやすいと言われています。熱を出したり、下痢やおう吐するとすぐ水分が不足します。皮膚がかさかさになり、つまんだときのしわが戻りにくくなったら要注意です。目の周りがくぼんできたら相当脱水が進んでいます。尿が出なくなったりぐったりして意識が怪しくなる場合もあるので我慢は禁物です。また、お子さんは自分で症状を知らせることができないため、身近にいる家族の注意深い観察が大切です。脱水になるときは、水だけでなく体内の塩分や様々なイオンが不足しますので、酸アルカリのバランスが崩れてぐったりしてきます。熱が出て脱水が疑われた時はできるだけ早めの対処が必要です
1)熱が出たら水分をたっぷり飲もう 胃腸の調子が大丈夫なら、できるだけたっぷり水分を飲みましょう。水や麦茶でも良いですが、ジュースやヨーグルトなど少しでも糖分が入っているものの方が元気が出ます。おう吐をしている場合は難しいのですが
いっぺんにたくさん飲まず少しずつ様子を見ながら飲ませてください。スプーンで一口ずつゆっくり飲ませ、胃に溜まってチャポチャポしないようにするのがこつです。下痢の場合は水と一緒に塩分が出ていって
(3 ページに続く)