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A)血算 白血球数(WBC) 血液中の細胞です。増減は感染症などの炎症やさまざまな体の異変を示します。 赤血球数(RBC)--これが少ないことを貧血といい、多いと多血と呼びます。 血色素----酸素と結びつく、赤血球の赤い色素です。少なければ貧血です。 ヘマトクリット(Ht)----血液全体における赤血球の体積割合。 MCV=Ht/RBC---赤血球の大きさ MCH=Hb/RBC--赤血球中の血色素量 MCHC=Hb/Ht--単位体積中の血色素量 これらは、鉄が不足しているなど、貧血の原因を探る材料になります。 B)血中脂肪 総コレステロール(T-chol)----高いと動脈硬化が促進され、脳梗塞や狭心症につながります。 HDL-コレステロール(HDL-chol)----いわゆる善玉コレステロール。少ないと動脈硬化が促進されます。 中性脂肪(TG)-----肥満や栄養のとりすぎの指標で、動脈硬化とも関係があります。空腹時以外の採血や、前夜の大量飲食により値が高くなるため、検診前夜の暴飲暴食は避けましょう。
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C)肝臓 GOT(AST)---肝細胞が壊れると増加する肝細胞内の酵素。心臓や血液細胞、筋肉にも多く含まれるので、肝障害以外でも高値を示します。 GPT(ALT)----肝細胞障害の目安。GOTと違い、肝臓以外にはあまり含まれないので、肝障害の程度を正確に示します。 γ-GTP---お酒の飲み過ぎ、脂肪肝、胆汁がうっ滞する特殊な肝障害の指標。 ALP----肝胆膵の病気によって胆汁の流れが悪くなると上がります。骨折など骨が傷んでも上昇します。 アミラーゼ(Amy)---膵臓の酵素。膵炎などの膵臓病、おたふく風邪などの唾液腺の病気で上昇します。ちょっと高いくらいでは心配がいりません。 尿ウロビリノーゲン---黄疸の黄色い色素(ビリルビン)由来の物質で、値が高いと肝障害が疑われます。
(3 ページに続く)
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