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血圧は心臓から体の各部分に血液を流す原動力です。心臓から体の末梢までは動脈、末梢では毛細血管、末梢から心臓へは静脈という血管があり、いずれも源と下流の間には圧格差があります。毛細血管、静脈の血圧は低いので測定は難しく、血圧といえば動脈での測定値を指します。ポンプである心臓が血液を押し出したときの血圧が収縮期血圧(上の血圧)、心臓が休み血液を貯めているときの血圧を拡張期血圧(下の血圧)と呼びます。次に正常な血圧と高血圧の基準を示します。
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収縮期 拡張期
正常 140未満 90未満
境界型 140〜159 90〜94
高血圧 160以上 95以上
単位はmmHgで、水銀を何mm押し上げることができる圧力があるかで示します。なおこれは、医療機関で測った時の血圧です。自宅ではやや低めに出るため、家庭での収縮期血圧で135以上、拡張期血圧が85以上が一般に高血圧と見なされています。これらはあくまで目安ですので、年齢、合併症の有無など、個々の事情によって対応が変わってきます。
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