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喘息は気管支の粘膜が過敏になっています。ここに刺激のもとが作用すると症状が悪化します。次の点に注意して、発作の誘発を避けましょう。 1)アレルゲンを避ける アレルギーのもと(アレルゲン)になる物質が予想される場合は、まず調べて明らかなものは遠ざけてください。もっとも多い原因はハウスダスト(室内塵)ですが、カビやダニ、花粉や動物のふけなどもあります。ハウスダストの場合は、掃除を徹底的にすることが大切です。掃除機だけでなく、拭き掃除もやっておきましょう。ダニは絨毯、ソファー、ぬいぐるみなどにつきやすいとされています。フローリングに張り替えたり、繊維から合成皮革や皮のイスにするなど工夫してください。
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2)感染の予防 風邪やインフルエンザによって、喘息が増悪することもよく知られています。予防接種をしたり、うがいを励行するなど風邪予防の一般的な注意を守りましょう。
3)気温の急激な変化に注意
急に冷気を吸うと刺激になります。夏場の冷房の効かせすぎや、扇風機にあたりすぎないよう気をつけてください。
4)激しい運動
短距離走など激しい運動は発作を誘発します。運動まえにβ-刺激剤を吸入しておくとある程度防ぐことができます。水泳は比較的喘息を引き起こしにくい運動ですので、喘息をお持ちの方にはお勧めです。
5)禁煙
これは言わずもがなです。間接的な喫煙も同様です。喘息の患者さんの周りの人もできるだけ協力して発作の予防に努めてあげてください。
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