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右図は1月19日に浙江省、寧波市で行われた屋外仏教礼拝に参加するために、往復100分の座席指定のバス旅行で起こった、新型コロナウイルス感染症のクラスターです。67名の乗客と運転手のうち、感染源と考えられる赤の人を含み68名のうち、なんと、24名(35%)という大クラスターになりました。バスは緑の窓は開く可能性がありましたが、冬でもあり閉じていました。同時に同じ街からもう一台のバスでこのイベントに参加した人たちの間では一人の感染者もでず、イベント参加者全体では4.1%の感染者がでました。感染源患者は1月17日に武漢在住者と会食し感染したと考えられ、バス旅
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行中は無症状で、自宅に帰った夜に発熱、咳ほか、COVID-19の症状が出ました。
このJAMAの論文では、バス中央左に座っていた感染源患者を中心に、バスの左右、前、中、後について感染リスクの差を検討していますが、左窓側に座る人の感染者が少ない傾向にありましたが、感染者はほぼまんべんなくバス内に散在し、ソーシャルディスタンスでは説明できず、空気感染(エアロゾル感染)が起こったと考えられています。換気のできない車中は飛行機も電車もバスも3密になります。お店も家庭も、できるだけ換気を徹底して下さい。
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