潜伏期でも感染する 流行状況コロ
1月30日付けでNEJM誌に掲載された情報では、潜伏期でも感染することが予想されます。一番上の上海からドイツに来た中国人と、Patient1となるドイツ人ビジネスマンと1月19日から21日まで仕事をした。中国人は21日まで無症状で22日帰国するとき発症。Patient2は中国人と21日22日と接触、Patient3とPatient4は中国人と接触せ
ず、丸CのところでPatient1と接触。Patient1は1月24日に発症したので3と4は、1の潜伏期の間にウイルスをもらったことになります。 なお、症状(symptoms)が続くのが3〜4日と示されていますので、比較的軽症で速く治るケースも多いのかもしれません。朗報です。上海でも流行中か?
流行状況(The Lanacet) 香港の研究者の解析によると、基本再生産数R0=2.68(一人が2.68人にうつす)、感染者が倍になるのに6.4日かかる。ちなみに1月25日時点での予想感染者数は、武漢で75,815人にのぼる。重慶、長沙、北京、上海その他にも相当数の感染が広がっている模様で、多くの都市の流行は、武漢から遅れること1〜2週間。感染率が同じで対策無しだと、武漢のピークは4月ころ。封じ込めや感染率の低下で、1ヶ月遅くなる場合もある。