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1月24日にThe Lancetの電子版に掲載された例です。12月29日に@〜Eの6名が香港近くの深センから親戚のいる武漢に行き、12月26日から入院中のお子さんを29日に見舞って接触しました。この親戚家族は、27日から30日まで病気のお子さんと同室したり、病院を見舞いましした。深センの家族はお子さん以外の親戚と1月4日までいっしょに過ごしました。その後家族は、深センに戻り、留守番をしていたFのおばあさんと接触しました。彼らは図の↑の日から様々な症状で、新型コロナウイルス肺炎を発症しました。ここで、PCR+はタンや鼻汁からウイルスが検出されたことを示しております。また、@〜D、FはCTで間質性肺炎になっており、Eのみ感染検査、CTの異常を認めませんでした。
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なお、Dは全く自覚症状、発熱はないのにウイルスが検出されCT上、間質性肺炎になっていました。 これらの結果から、 1)明らかに人から人に感染する 2)自覚・他覚症状が出ないのにしっかり感染したり、肺炎になっている無症候性の感染者が存在する。(この人は気づかず他人にうつしてしまう。) 3)感染者の多く(ほとんど?)が軽症であっても間質性肺炎になるのかもしれない 4)D、Eはお孫さんで、若年者は比較的軽い可能性がある。 5)下痢を伴うことがある。 6)潜伏期は、患者@、Bについては+から↑まで。A、C、Dは、@、Bまたは、親戚からうつされており不明だが3日から 6日くらいか。 など傾向がわかります。
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