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今後しばらくは、感染者は隔離のため入院することになると思いますが、感染が拡大すると軽症者や症状のない感染者、確定できない方や他の疾患の疑いが濃厚な方も自宅で健康観察をしながら待機することになります。この場合いくつかポイントがあります。無症状でも肺炎になって、先々重症化する場合もあるのでこのポイントを押さえておくことが大切です。新型コロナウイルスの肺炎の特徴は間質性肺炎なので、新たに発生した痰の少ない空セキが続くことと、呼吸不全へ進むと息切れが起こることです。セキと熱だけの軽い肺炎が進むと酸素を体に取り込めなくなり呼吸回数が増え、酸素を一生懸命全身へ送るため心拍数(脈拍数)も増えます。 そこで毎日チェックして記録するのは @体温を測定する A1分間の脈拍数 B1分間の呼吸数(20/分以上で酸素が必要) C他の症状があればもれなく記録する 注意が必要なのはセキ、息切れ、呼吸困難などの呼吸器症状、全身倦怠感、筋肉痛、腰痛、関節痛などの炎症症状(サイトカインストーム)、下痢や腹痛など胃腸症状、濃い尿など脱水や肝機能不全の兆候です。毎日安静時に3回程度
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チェックし、日時とともに記録しておくと、電話で相談するときに有意義です。 D家族と隔離されて部屋にこもる 換気の良い部屋を使い、トイレが2つある場合は一つは自分専用にする。食事以外の時は常にマスクを着用する。食事は自分の部屋の前に置いてもらい、家族が下がったら戸を開けて自室に持ち込む。ティッシュその他のゴミはビニール袋に入れて縛る。捨てるときは袋ごとより大きめな袋に入れ二重の状態で口を縛って捨てる。食器は使い捨てか自分専用にし、家族と混ざらないようにする。また食器は熱湯で消毒してもらう。 E家族などとの会話は、ドア越しや携帯 電話などで会話する。 Fなん人といえども部屋に入れない なお、自宅療養を支える家族などは A.家族で、一人だけが看護に当たる B.毎日体温やセキの有無を記録する (自宅療養者が治ったあとも14日は記録し続ける) C.汚染物を扱うときは手袋をつける D.手洗いと消毒を徹底する E.トイレが一つなら、換気扇をしっかり 回し窓は開放する
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