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アレルギーと言う言葉は日常会話でよく使われています。たとえば、「うちの子は、数学アレルギーだ。」などです。これは、数学を見るのもいやだという、拒否反応を示している状態です。人間の体も同様に、花粉に対するアレルギーがあれば、拒否反応としての鼻炎が起こったり、ネコアレルギーがあれば、ネコと遊ぶと拒否反応として喘息が出たりするわけです。人間の体には、外部から入りこんだ物質を排除して体を守る、"免疫"という、防御の仕組みがあります。アレルギーは本来、この免疫の様々な仕組みのことを指していました。しか
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し、防御の仕組みなのに、体に変調をきたすのでは"疫を免れる"という、免疫本来の意味から外れてしまいます。そこで最近では、アレルギーとは免疫現象のうち、病的なものを指すようになりました。過敏症も、ほぼ同義語です。同じ仕組みでも、免疫(防御)は外敵を退治して体を守る仕組みで、アレルギー(過敏)は外敵を察知する危険信号です。外敵を避けましょうという合図を送る耳障りな警戒警報とも言えるでしょう。警戒警報が鳴ったら?もちろん、身を隠すに越したことは有りません。
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