こじれたかぜと合併症

出ません。一日一回の貼付で良く、気管支炎や喘息患者さんの福音となっています。
副鼻腔炎(ちく膿症)
 鼻の奥の副鼻腔という洞穴に膿性の鼻水がたまる病気です。かぜをこじらせて、黄色い鼻水が出てくるようになってきたら要注意です。副鼻腔は、目頭や目の下、鼻の周囲にあるので、この部位が重く痛みます。また、微熱が取れなかったり、頭を振ると、副鼻腔の膿が移動してジュルジュルと音を立てることもあります。軽いものは殺菌性の強い抗生物質の服用で治ります。また、慢性的なものでも、最近は、クラリスの半量を長期に服用すれば解決します。
急性中耳炎
 喉が腫れて耳管の出口が詰まると鼓膜の奥(中耳)に炎症が起こり、膿や滲出物が貯まります。お子さんに多く、耳たぶの裏側や下をさわったり、痛がりだしたら要注意です。治療は抗生物質ですが、鼓膜に穴を開けて、膿を出すことも行われています。

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