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睡眠障害とは、単に寝付けない状態ではありません。睡眠に何らかの問題があるもの全てを含みます。ちょっと多いですが、代表的な状態を列挙します。 1)入眠障害 床に入っても目がさえたり考え事をしてしまい、寝付けない状態です。様々なストレスや問題を抱えているときによく見られますが、明らかな原因が無いこともあります。 2)中途覚醒 一度寝入ったあと、あまり時間が経たないうちに目が覚め、再度寝入ろうとしても眠ることができない状態です。怖い夢や不愉快な夢を見た後など、誰にでも起こりえますが、前立腺肥大や過活動膀胱などで夜間頻尿となり、中途覚醒を起こす場合もあります。腰痛や筋肉痛などがある方は、寝返りを打ったときに痛みが誘発され、目が覚めることもあります。 3)早朝覚醒 中途覚醒ほどではありませんが、朝方早めに目が覚めて、十分な睡眠時間を確保できない場合です。 4)熟睡できない(眠りが浅い)
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睡眠時間は6時間も7時間も取れているのに、十分寝た気がしない状態です。睡眠の量は足りているのに、睡眠の質が低下するとも言えます。 5)過眠 無呼吸などの原因が他に無く、夜間十分眠れているのに、日中眠くて仕方がなく、昼間に居眠りをする状態です。 6)睡眠時の異常感覚 足がムズムズしたり(ムズムズ脚症候群)、足の火照りなどを覚える事です。 7)睡眠リズムの狂い "昼夜逆転"など、一日のうちの睡眠時間と覚醒している時間の概日リズム(体内時計)が狂ってしまうことです。 8)無呼吸やいびき 眠っているときに息が長く止まったり、突然息が詰まるようないびきをかくのは正常ではありません。 9)異常行動 寝ぼけや、寝言、叫び声をあげるなど。 10)異常運動 寝入りばなに足がピクピクけいれんするような動きをすることです。異常感覚の、むずむず脚症候群を合併することもあります。
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