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作用です。しかし、この副作用を逆手にとって作用として利用したのが、一部の睡眠薬やトラベルミン）などです。このように、最初副作用として忌み嫌われていた働きが、役に立つことは薬の世界ではままあります。このように、作用と副作用は背中合わせであり、切っても切り離せず、避けることは困難です。
　薬は発売される前、発売されてからも、散々データ

を取って作用と副作用を確認しています。このため、どんな作用・副作用が起こるのかほとんどの場合わかっています。しかしそれでも想定外の働きが出る場合があるので、薬を服用したことで不具合や違和感がある場合は、必ず医師や薬剤師に報告して下さい。自己判断で、薬を中断する場合も、薬とは全く異なる問題の場合も多いので、必ず相談してからにしましょう。