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ロコモの外観がわかったところでそれではどのような人がロコモに該当するのでしょうか?まずは下の項目をチェックしてください。 @片足立ちで靴下がはけない ご想像のとおり、バランスの良さ悪さの目安です。足の筋力低下や膝や腰の痛み、神経障害などが原因で、バランスをとれなくなります。ちょっとハードルが高めな指標ですが、50歳を過ぎたら時々やってみて、できるかどうか確認してみましょう。 A家の中でつまずいたり滑ったりする 転びやすさの目安です。筋力の低下、下半身の関節の問題だけでなく、脳・神経を含めたバランス感覚も関係します。転ぶと骨折してとたんに運動機能が低下するので、該当するならリハビリで筋力をつけるなどの対策を、至急取ってください。 B階段を上るとき、手すりが必要だ これも足の筋力やバランス感覚を見ています。膝や腰などの関節の痛みがあって上りがおぼつかなくなります。バランス感覚や筋力の衰えがなくても下りで該当する方は多いので上りで確認しています。
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C横断歩道を青信号の間に渡れない 歩行速度を見ています。通常信号は一秒当たり1mの速度で歩けることを前提に設定されています。要介護者でも半数近くが渡れるため、渡れない心配が出てくると、運動機能の低下が疑われます。 D15分続けて歩けない 運動機能だけでなく内蔵機能を含めた総合的な持久力を見ています。筋力の低下や痛み以外、心臓や呼吸機能不全でも該当します。ちなみに内臓では、心不全、COPD、結核後遺症などの他、閉塞性動脈硬化症などの血管の循環不全でも持続力が犯されます。 E2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である 腕や手、上半身のボディの運動機能を見ています。少しのものを持っただけでバランスが崩れてしまわないかや、腰痛、膝の痛みなども関係しています。 F布団の上げ下ろしや掃除機かけなど、やや重い家事が困難である 上半身を含めた筋力、バランスなどの運動機能を見ています。もちろん腰痛、膝の痛みもこれに関係します。
以上の1つに該当する方は、運動機能が低下している可能性があります。原因を探り早めに対応しておきましょう。
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