すこやか生活

第10巻11号 

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禁煙指導

 喫煙者が問診票に記入し右の表の5項目以上に該当するとニコチン依存症という病名がつきます。この病名がついた方で、@直ちに禁煙をする意志があり、Aブリンクマン指数(タバコの本数/日 x 喫煙年数)が200を超える方は健康保険で禁煙指導を受けられます。
 禁煙の方法は、禁煙補助剤を使いながら、禁煙を志す方と医療機関の関係者が二人三脚でタバコゼロを目

指します。禁煙補助剤はニコチンパッチ(ニコチネルTTS)とチャンピックスという飲み薬があります。前者が8週間、後者が12週間の使用が標準コースです。どちらもニコチンやその類似物質です。これらを使うとタバコを吸っていないのに吸っているような気分になるので、禁煙がつらくなく、この間に吸わない生活習慣を確立していきます。




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