女性に多い頻尿

膀胱炎
女性は、尿道口から膀胱までの距離が短いため、外から雑菌が入りやすくなっています。また慎ましやかなため、どうしても仕事中、外出中にトイレを我慢して、膀胱の中で雑菌が繁殖し、膀胱炎を起こします。膀胱炎は、自然に治ることもありますが、雑菌が尿管から腎臓まで上がると腎盂炎になり高熱がでます。また腎臓がはれるため、背中から腰に痛みがきます。腎盂炎になると入院が必要になることもあるため、膀胱炎のうちに治してしまうことが大切です。このため、頻尿や尿をするときに痛みを感じたら、早めに、抗生物質で雑菌を処理してしまいましょう。また、日頃からトイレを我慢しないよう努めたり、水分を充分飲んで、尿をたくさん出し、膀胱を洗うようにす
ることが予防のポイントになります。

膀胱機能障害
膀胱は筋肉でできた袋です。尿が牛乳ビン一本程度貯まると尿意を感じ始めます。このとき全部の尿を一度に出し切れれば問題ありません。しかし筋肉が弱っていたり、筋肉を操る神経が痛んでいると一部しか出せず尿が残ります。これを残尿と言います。仮に残尿が半分あったとします。すると、牛乳ビン一本貯まるまでの時間が半分になり、すぐトイレに行きたくなります。そして尿は半分しか出ず、半分は残尿になります。この状態は膀胱炎を繰り返す原因になります。中高齢者の女性にこの膀胱機能障害が時々見られます。膀胱炎を繰り返す方などはご相談ください。



4.血液が固まる仕組み

子供の頃、セーターの肘がすり切れたとき、母はよく、パッチを当ててくれました。血管に穴があいて血が出たときも同様に、人間の体は血管の内側からパッチを当てて出血を止めています。
パッチ=血小板
-----血液中の細胞の一つ
=凝固因子
------タンパク質の一種
このパッチと糊の連携によって、血管がふさがり血液が固まります。これを止血機構とよびます。この止血機構は普段人間にとって大変重要な働きをしています。しかし動脈硬化が進んで通りが悪くなった血管の内腔で血が固まり、目詰まりを起こすことがあります。これが心臓の血管で起こると心筋梗塞と呼び、脳の血管で起こると脳梗塞と呼びま

す。どちらも目詰まりした血管の先にある心筋細胞や脳細胞が酸素欠乏になって死んでしまい、心臓の機能が落ちて死に至ったり、やられた脳の反対側の手足が動かなくなったりします。冬場は血管が収縮するので、血管が詰まりやすくなります。水分を十分とって血液が濃縮しないように努めてください。とくに夜間寝ている間は食事や飲水をしないため、血液が濃くなります。心筋梗塞、脳梗塞が早朝に多いのも、これが一つの原因です。たとえ夜間トイレが近くなろうとも、寝る前に茶碗一杯、トイレに立ったときにも一杯、そして起床時にも一杯と十分な水分をとるように心がけましょう。


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