社会を開いていく時の注意事項

 緊急事態宣言が解除され、様々な社会生活が始まりました。新しい生活様式の普及によって何に気をつけていけばよいのか皆わかってきたため、幸いに爆発的な増加傾向は見られません。状況は変わらないが、国民の感染症に対する意識は高まり、検査や入院など医療体制はある程度整った状態と考えて下さい。
1)正しく恐れる
 現在のところ決定的な治療薬やワクチンがなく、医学的な治療や予防はできない状況です。つまり、かかって発症すると、命に関わるリスクが発生します。しかし、新しい生活様式の実践を行えば、感染する可能性はグッと下がります。このため、実践あるのみです。
2)引き続き3密の回避を
 駅の利用客は増え、電車も混雑してきました。6月末の時点では流行してはいませんが増えてくるなら、注意が必要です。公共交通機関をできるだけ使わない通勤・通学を考えていきましょう。
3)換気を徹底して!
 エアコンを入れないと厳しい時期となりました。2名以上の部屋ではエアコンも窓を開けて換気をしなが

ら利用下さい。一人の時は締め切ってもかまいません。また、食事をするお店では換気が重要なので、風通しの良いお店を選んで利用するのも良いですね。会食は密接、密集となるのでせめて密閉を避けましょう。また不特定多数の人と混じらないようにすることも大切です。
4)自分の行動や接触者を記録する
 感染ルートを追ったり、その後にうつしている可能性ある人を特定するため自分の行動や接触者を記録に残しておきましょう。スマホに入れて自動的に管理・記録ができる「新型コロナウイルス接触確認アプリ 」が厚生労働省から発表されました。1m以内で15分以上接触した方を自動的に認識し、もし感染者が出た場合、知らせてくれます。ただ、普及が中途半端だと役にたちません。bluetoothなので電池の消費も気になります。
5)テレワークやテレビ会議は継続で
 ネット環境を通じて仕事や会議をすることが増えました。Web授業もです。ウイルスは去っていないので、ネットで済むことは済まし、感染のリスクを下げましょう。

第2波はくるのだろうか? | 「新しい生活様式」の実践例 | 主な脱水の原因と対策 | 脱水対策の基