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CTの写真は@からCへ時間による肺炎の経過です。COVID-19による肺炎の特徴は1)両側の肺炎が多いこと。 2)間質性肺炎であること。 3)急速に悪化することがあることです。 典型的な症状の出方は、次の順です。 A)空咳が出始める。B)寒気がして、じきに熱が出て続く。C)強い倦怠感。D)咳に痰が混ざる。E)吐き気や下痢などの胃腸症状が出ることも。F)息切れがする。G)呼吸困難が起こる。ここまでの経過は咳がでてから、5日〜10日程度です。特徴的なのはインフルエンザや他の上気道炎と異なり、鼻水やノドの痛みが少なく(非典型症状)、いきなり下気道炎(気管支炎、肺炎)の症状である咳が出ることです。
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A)、B)の段階ではインフルエンザなどと区別がつきにくいため、インフルエンザやマイコプラズマの検査が行われます。これらが陰性の時は、場合によって肺のレントゲンを撮影し、必要に応じてCTも撮ります。肺炎球菌などの細菌性の肺胞性肺炎とは異なる間質性肺炎の場合はCOVID-19による肺炎が疑われます。自宅で経過を見ることも多くなります。 @定期的な体温測定 A脈拍や呼吸数も記録しておく。 B典型症状と非典型症状の出方を確認することを忘れずに行いましょう。 C)、D)以降が出てきたら要注意です。C息切れや呼吸困難が出てきたら重症化しています。息切れは室内で少し歩いて出るかどうか確かめるとよいでしょう。
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