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皆さんは、ご自分の体の状態をどのように記録しているでしょうか? お金の記録なら、銀行や郵貯の預金通帳、証券会社から送られてくる明細書などに記録されています。一年間の収入なら、源泉徴収票や確定申告をしている方ならば、確定申告書が記録となり、保存している方も多いと思います。不動産は登記所に登記されているだけでなく、送られてくる固定資産税の課税明細書を見ればわかります。自動車税も同じです。そして、これらを合算してやれば自分の財産が全て把握できるわけです。 ところが、お金より大切な自分の体の事となると、きちんと把握できていない方が多いのではないでしょうか?子供さんは自分の健康の記録をつけることができないので、妊娠がわかったら、お母さんに母子手帳が配られ、それがお腹の中にいるうちから体の記録をきちんとつけていくという、とても良いツールとなっています。大切な子供のこととなるとお母さんは一生懸命記録をつけるので、母子手帳は本当
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によくお子さんの記録が残されています。ところが、少し大きくなると、もう大丈夫と熱意が薄れるのか、定期予防接種が終了するころ以降は、お子さんの体の記録をつけるお母さんはめっきり減ってしまいます。 さて、母子手帳は何をどこに記録すればよいか、また、その関連事項が近くに書いているので、使いやすいのですが、大人の体の情報を整理して持つことは、個人差や病気の種類などからなかなか困難です。また、全国共通の形式の電子データの受け皿も現在はありません。そこで、医療情報を2つに分けて持つことを提案したいと思います。それは次の2つです。 1)自分の体の現状がわかるもの:検査データ、健康診断や人間ドックの結果などです。レントゲン、CTの写真なども含まれます。 2)今までの治療歴がわかるもの:最も利用価値が高いものはお薬手帳です。抗ガン剤などの治療歴が書かれた、入院説明書などもよい情報です。
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