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1)NSAIDs:ロキソニン、ハイペンなどです。薬の持続時間や強さ、胃粘膜への負担を軽減したもの、アナフィラキシーの少ないものなど様々なものがあります。痛ければまずはこれを使い、効かなくても、他の薬に変えると効くこともあります。内服の他、湿布や坐薬、塗り薬もあります。 2)アセトアミノフェン:熱冷ましとして使われていますが消炎効果は弱い薬です。 3)筋弛緩剤:NSAIDsの補助的に使われます。 4)抗不安剤:エチゾラムなどで、心理的な要素の関与する腰痛で使われます。眠気やふらつきが出ることがあります。 5)抗うつ剤:慢性の腰痛にうつ病が合併していること
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があり、SSRIやSNRIと呼ばれる抗うつ剤が使われることがあります。 6)オピオイド:ガンの痛み止めとして使われてきましたが、近年、非ガンの痛みにも適応が拡大されました。乱用や依存の可能性がある麻薬なので、功罪を吟味して使う必要があります。 7)抗てんかん剤:テグレトール(カルバマザピン)などの抗てんかん剤は神経細胞の興奮を抑えるため、痛みの神経の働きを鎮め、三叉神経痛などの神経性の痛みに使われてきました。眠気やふらつきなどがでることもありますが、その副作用を軽減した、リリカ(プレガバリン)が神経が関与した腰痛に使われます。 5)、6)は、新薬が多く、メーカーの宣伝が行き過ぎているように感じます。
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