これまで、検査などで原因をはっきりと診断できる腰痛を整理しましたが、実はいくら検査しても原因を究明できない腰痛が8割以上と言われています。この数字は大げさだと思いますが、原因不明の腰痛が多いことは確かです。このような診断がつかなかった腰痛は非特異的腰痛として、ひとくくりにされています。 原因が特定できないため、根本的な解決策は無いのですが、最初の1ヶ月で軽快傾向を示すので、大過に至ることはまれです。ところが軽くなったものの、3ヶ月、半年、一年と痛みが続く場合も多く憂鬱になります。このころになると、本当に痛いのか、気持ち(心)の問題か曖昧になることも多くなります。 治療と方針) 原因がわからなくても痛いのだから、なんとかしなければなりません。まず
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