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胃腸の場合:食べ過ぎ以外で胃が膨らんでいるときは、空気・ガスが溜まっています。花粉症などアレルギー性鼻炎で鼻がつまると口で呼吸するので、食べ物を飲み込む時に空気を飲み込みます。鼻水がノドに垂れる後鼻漏も次々に飲み込みますが、その際にも口からたくさん空気を飲み込みます。こんな場合は鼻炎の治療が有効です。明らかに便秘や大腸炎で腸が張っているとわかる場合は、その対処をします。便秘は普通、下剤をかけますが、腸閉塞が疑われる時は逆効果となるため、浣腸で肛門側からアプローチし、下から出す方が無難です。大腸炎では、整腸剤などで腸の環境を整え、ガスの発生を防ぎます。 実質臓器が膨らんでいる場合:どの臓器に何が起こっているか、画像診断で確認します。手軽で体に負担が無いのは超音波検査です。これで、ほどんどあたりがつきますが、きちんと確認するにはCT
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やMRIを行います。 膀胱に尿が溜まっている場合:超音波検査で溜まっている尿量や前立腺肥大の状況がわかります。前立腺ガンは超音波やMRIをしてもはっきりしないことも多いので、確定診断の目的で、直腸を通して前立腺に針を刺し、細胞を採取する、生検が行われます。 腹水:漏出性の腹水ならば、フロセミドやスピロノラクトンなどの利尿剤で、尿として外へ出せます。減塩食も有効です。滲出性の腹水の場合、炎症の原因により対処が異なります。結核を含めた細菌感染症ならば、抗結核剤や抗生物質が、ガン性腹膜炎ならば抗ガン剤やステロイドホルモンなどが利尿剤とともに使われます。これらが無効なら、腹腔に針をさして、抜かざるを得ないこともあります。出血なら緊急手術する事もあり
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