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春が訪れました。今まで寒さを理由に運動をサボっていた方も、いいわけができなくなる季節です。
平成20年より始まったメタボ健診(特定健診)のためか不況のせいか、腹囲を気にする人や、ダイエットに気を配る人が増えてきたようです。健診で足切りに使われるHbA1c値は、5.2%以上と極めて厳しいレベルとなり、境界型糖尿病の範疇にも入らない人でも太っているだけでメタボの予備軍として保健指導の対象者になります。
保健指導対象者の中には相変わらず生活習慣を変える気がなく、飲んで食べて寝るの生活を続けている人もいますが、今までの生活を反省し、180度方向転換をされる方が増えつつあります。特に30代〜40代の若い男性は、社会や家庭で今後も大いに働かなければならないので、是非とも頑張っていただきたいものです。
ダイエットが成功する方にはいくつかの特徴があります。
@これではまずいという危機感をいだく方
Aとりあえずの第一歩をスッと踏み出す腰
の軽い方
B性格的に几帳面で、体重や運動量、食事
量などをマメに計って
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記録する方
C減量が成功したとき素直に喜ぶ方
D体重がなかなか落ちなくてもあきらめな
い方
などです。
うまくいかない方はこの裏返しです。
@危機感をもてず、ダイエットを他人事の
ように思っている方
Aいいわけが多く、行動が起こせない方
Bめんどくさがり屋な方
C体重が増えているのを気にしない方
D大した努力をしていないのに体重が減ら
ないからと言ってすぐあきらめる方
E食べ物の大きさを小さく表現する方
(こんなに小さなミカンですといって金
柑ぐらいの大きさの○を指で作る方)
などです。
うまくいっている方も、いっていない方も、それぞれが当てはまるかどうか振り返ってください。なお、ガッカリしてくじけてはいけません。たいがいの人はほんのちょっとしたきっかけで危機感をいだき、生活習慣を変えることができています。今回は糖尿病を中心に、どうやってやせるきっかけを作るかを考えましょう。
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