鎌倉市大船山口内科 すこかやな生活を応援しています
今年は冬が長く、3月になって花粉が一気に飛び始め、月末になっても勢いが止まらず、近年にない悲惨状況となっています。しかし、冬が長かったことは悪いことばかりではなく、これを書き終えるまで桜の開花も始まっていません。本日23日は5月並の気温とのことで、2-3日のうちに花もほころぶでしょう。急に気温が上がり高い状態が続くと、花が咲いても散るのが早く、4月7日の入学式まで持たないかもしれませんが、久しぶりに春らしい風情のある人々の営みを見ることができるかもしれません。鎌倉の桜も楽しみですが、ちょうど来週、仕事で東京にでる機会があるので、時間をやりくりして、桜の名所である千鳥ヶ淵や神田川の土手などを歩いてみようと思っています。
花粉の飛散の多い年には、例年効いていた薬が効かなくなったり、ちょっと油断して大崩をする方が続出します。そのたびごとに、同様に対応していくのか悩み、「さじ加減」ができない薬をどのように工夫し使っていくか考えてきました。今回は、その工夫を少し整理してまとめてみました。私の処方が、一般的な医師の処方より複雑だったり、時間的な指定があるのは今号の内容をご覧いただければわかっていただけると思います。薬の効果は人によって様々で、万人によい薬はありません。このため、一人ひとり薬の効果を確認しながら、薬を選び決めていきます。このため、薬の効果や副作用がどのようになっているのか、身体が発する声を聞き、こちらに伝えていただければと思います。
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