鎌倉市大船山口内科 すこかやな生活を応援しています
令和6月1日から、保険診療の医療費改定が行われます。これに伴い、生活習慣病の指導・管理の仕組みが変更となり、お時間がかかります。
医療DX化に伴い救急時などに医療情報の近隣の病院などへの提供が始まります。
この秋は、コロナやインフルエンザは昨年と比べ、少なめですが、長い夏の影響か、秋の花粉が真っ盛りで、秋のアレルギーが猖獗極め、副鼻腔炎から肺炎になる人が続出しています。これに加え、コロナ禍には鳴りを潜めていたマイコプラズマ肺炎も流行し、レントゲンで肺炎と診断しても、細菌性かマイコプラズマか悩ましい場合も多く、抗原キットも市場から消え、確定診断に苦慮しています。やむを得ず、広い範囲の微生物に効果のある抗生物質を使わざるを得ません。また、最初の抗生物質が不十分で、切り替える場面もでてきています。この場合は最初の効果の不十分な薬で数日様子を見ることになるので、治療を開始しても熱が下がらず、苦戦したり、重症化してしまうケースもあるようです。幸い、10月末の時点では苦戦はあるものの重症化には出会っておらず胸を撫で下ろしていますが、これからはわかりません。毎年12月はじめになるとアレルギーも一巡することが多いので、あと一月と思い歯を食いしばっています。
10月は長年行ってみたかった鹿島神宮を訪ねました。江戸以前、神宮の名を持つ神社は、伊勢神宮以外に、ここと、ほんの30km程度ほどしか離れていない香取神宮しかなかったそうで、利根川河口に2つもあったのは驚きです。今ではあまり注目されていない霞ヶ浦エリアですが、神代の昔はとても重要な地点だったのでしょう。どちらも武威の神さまなので、鎌倉時代以降多くの武家の信仰を集め、楼門、拝殿、本殿などの寄進建造物が残り、普通の神社と異なった厳かな空気が漂っていました。
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